2018年1月26日

M様 外壁塗装 コーキング工事

本日からM様外壁塗装のコーキング工事が始まりました。
まずはコーキングがしっかりと密着する様に下地処理を行います。
プライマーという下塗剤を施し、その上にコーキングを打ちます。

開口部と外壁材の間にもコーキングを打ちますが、開口枠が汚れない様に
マスキングテープをしっかりと貼ります。

 
  マスキングテープ貼り作業      マスキングテープの貼り状況

  
  プライマー(下塗剤)        外壁材間 プライマー塗り 

プライマーもしっかりと乾かし、養生期間をとってコーキング施工に移ります。

コーキング材の施工性、硬化速度は温度や湿度に影響され、一般的には気温15〜20°で無風状態が望ましく、被着体が5°を下回ったり、50°以上になる恐れがある場合は施工を見合わせる必要があります。

コーキングの種類には①アクリル系、②ウレタン系、③ポリウレタン系、④シリコーン系、⑤変性シリコン系、⑥油性系、⑦ポリサルファイド系の7種類があります。それぞれ1液性と2液性の2種類があります。
以下それぞれの特徴について記してみます。

①アクリル系:硬化後、弾性体となり、湿った面にも使用可。
       ALCパネルの縦目地 新築時のALCパネル目地に使われているが、

       耐久性がないため、改修時にはほとんど使われない。


②ウレタン系 :コンクリート・木材・金属・配管などに使用可。
        充填後にゴム弾力性を保つ。耐久性は最も高いが、紫外線に弱く
        外部には向いていない。また埃を吸い付けてしまう性質がある為、
        上から塗装をする必要がある。

③ポリウレタン系:耐熱性、耐候性はシリコーン系に比べるとやや劣るが、後塗膜や目地周辺
         の非汚染性(ノンブリード)に優れている。塗料との密着性が優れている
         為、外壁の塗り替えをする場合に多く用いられる。

④シリコーン系:耐熱性(-40度~150度まで)、耐候性に優れており、特にガラス類に
        よく接着する特性がある。一方で目地周辺を汚染することがある為、
        汚染防止処理が必要。

⑤変性シリコン:外壁の目地・窓枠・屋根板金・配管などほぼオールマイティーに使用可能。
        耐候性が高く、外壁や屋根などに多く使用される。耐久年数は
        10年~15年と優れている。塗装前でも塗装後でも使用できる優れた材料。
        ポリウレタン系に比べて塗料との密着はやや劣る。

⑥油性系:室内側の窓やドア、陸屋根の防水層などに使用。
     表面は皮膜ができ硬直するが、内側は固まらない。

⑦ポリサルファイド系:耐熱性(-20度~80度まで)は変性シリコン系ほどではないが良く、
           表面にゴミや埃が付きにくい特性がある。
           一方で柔軟性があまりく伸縮の大きい金属類への使用は適さない。

1液性:そのまま充填できるタイプで、基本的には一般の方向けの材料。
    扱いやすいが耐久性は2液性に劣る。
2液性:コーキングとそれを固める硬化剤が別になっているタイプのプロ使用の材料。
    施工や管理には非常に手間がかかる為、一般の方にはお勧めできない材料。
    専用の撹拌機や道具が必要。耐久性に優れる。

建築にはいろいろな場面でこのコーキングを使用しますが、特徴を活かして適材適所で
使用されています。

                                      箕田

      



  



















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